特定企業ベンチマーク調査

概要

既存業界でグローバルでの実績が多いY社に対し、新たな業界に参入する上での提携候補先となりうる企業2社の事業実態について調査を実施した。
・支援期間：３ヶ月
・費用：350~450万円(同程度の調査スコープの場合)

背景

Y社はグローバルでの新たな事業の柱として、近年のDX化・省人化のトレンドに伴い市場成長率が高いT業界に着目し、有力な日系プレイヤー２社を提携候補先として検討していた。
直接の交渉に入る前に、該当２社の業界におけるポジショニングや優位性、想定されるシナジーを把握する必要があり、手元の情報では判断材料に欠けている現状であった。そのため、各社の実態に基づいた非公開情報をもとにした参入戦略の構築が不可欠となっていた。

実施内容・成果

政府関係機関での企業調査歴が長いメンバーをアサインし、独自ネットワークを活用の上、対象２社のOBや関係社員へのインタビューを実施した。業界におけるポジショニングや優位性、想定されるシナジーに加えて、クライアント名を伏せた上でのアライアンス可能性を検証した。
一次調査を経て、そのうち１社への優先度が高まったため、提携後のポテンシャル推計や想定されるシナジーの関連情報など深掘り調査を実施した。
最終的には、想定されるシナジーやポテンシャルを検討する上での十分有益な判断材料となったというフィードバックを頂き、後続案件の受注に繋がった。