金田大樹

記事の監修者

金田大樹

AXIA Marketing代表取締役

リサーチ会社を活用した経営判断を、日本企業の常識にしていくことがモットー。

鉄鋼専門商社や株式会社ネオキャリアのフィリピン現地法人での勤務を経て、リサーチ事業にて起業。中堅から大手調査会社やコンサルティング会社のリサーチのプロジェクト管理を行った。その後、AXIA Marketing(アクシアマーケティング)株式会社を設立し、代表取締役に就任。上場企業をはじめ、多くの企業の成長を「価値ある情報提供力」でサポートしている。

近年、あらゆる業界でデジタル化が進む中、企業の競争力強化・業務効率化・顧客体験の向上を目的としたDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが急務となっています。しかし、社内リソースやノウハウが不足しており、「どのようにDXを進めるべきか分からない」「信頼できる外部パートナーを探したい」と悩む企業も多いのが現状です。

そこで本記事では、DX支援に実績のあるおすすめのサービス提供会社を、厳選してご紹介します。

中小企業から大手企業まで、自社の課題に合ったDX支援会社を見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。

おすすめの営業・マーケティングDXサービス

Adobe Experience Manager

引用元:https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/new.html

Adobe Experience Managerはアドビ株式会社が提供するCMSとDAMの機能を組み合わせたサービスです。DAMとは、静止画、動画、レイアウトデータ、音声などのデジタル資産を一元管理する概念や活動を指します。

Adobe Experience Managerの特徴として、直感的インターフェイスによる使いやすさ、他のAdobe製品とのスムーズな連携が可能、AIを活用した自動化されたワークフローといったものが挙げられます。

Adobe Experience Managerは、顧客体験を容易に構築し、迅速に市場に投入するために不可欠な機能を揃えています。

Salesforce Sales Cloud

引用元:https://www.salesforce.com/eu/sales/cloud/

Salesforce Sales Cloudは、国内外でトップシェアを誇るSalesforceが提供するSFA/CRMツールです。営業プロセスを効率化し、売上向上を支援するためのツールや機能を提供します。

Salesforce Sales Cloudの特徴として、企業規模に合わせて自由にカスタマイズ可能な点、モバイルアプリケーションでデスクトップと同じデータにアクセスが可能な点、販売パートナーがSalesforceを使用している場合、Sales Cloudでの情報共有が可能な点などが挙げられます。

Salesforce Sales Cloudは全世界で15万社に利用されています。ユーザー数や機能に合わせて月額3,000円のエッセンシャルズ、月額9,000円のプロフェッショナル、月額18,000円のエンタープライズ、月額36,000円のアンリミテッドが用意されています。

Beerfroth(株式会社ジード)

Beerfroth(株式会社ジード)

引用:https://www.beerfroth.com/

Beerfrothは、インサイドセールスを支援するクラウド型営業支援ツールを提供しています。
ウェブサイトやリアル営業の活動を統合し、デジタルマーケティングの推進と売上向上を実現することを目的としています。

同社の主力製品は、MA(マーケティングオートメーション)、CRM(顧客管理)、SFA(営業支援)を組み合わせ、潜在顧客の獲得から営業プロセスの管理まで一貫してサポートします。

さらに、蓄積したデータをAIで解析し、受注確度の高い顧客を抽出することで、営業活動の効率化を図ります。
導入企業からは、成約率や業務効率の向上、リモート対応体制の構築などの成果が報告されています。

サイトでは機能紹介、料金プラン、導入事例のほか、無料トライアルや資料請求も可能です。リアルとデジタルを融合させた新時代の営業支援を目指しています。

おすすめのDXコンサルティング・開発会社

NTTデータ:iQuattro®

引用元:https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/iquattro/

NTTデータは、DXの構想策定・アプリ開発・DX体制構築を一貫して支援するDXソリューション「iQuattro®」を提供しています。

企業に存在する膨大なデータをつなぎ、迅速かつ安全にデータを収集・活用するためのプラットフォームとして機能します。ブロックチェーンなどの最新技術も活用されており、セキュリティも万全です。

例えば、一つのサプライチェーン上にある100以上の企業間で、生産・在庫・出荷情報を共有・管理するプラットフォームを提供し、部品需給の適正化やサプライチェーンの最適化を実現したという実績があります。

デジタルトランスフォーメーション研究所

引用:https://dxlab.jp/dx-training/dx-training-guide/

株式会社デジタルトランスフォーメーション研究所は、DX研修サービスを提供しています。

日本初のDX専門研究機関として設立。DXの概念を提唱したエリック・ストルターマン氏をエグゼクティブアドバイザーに迎え、代表荒瀬光宏氏は、DX入門書の決定版「1冊目に読みたいDXの教科書」を上梓しています。

数十社の現場で得た成功・失敗事例を収集・分析し、実践知として蓄積。共通課題を整理し、変革を成功へ導く汎用手法として体系化。企業研修の形でお客様の企業変革実現を伴走支援します。

1.DX基礎研修: DXとは何か、デジタル時代の企業変革の基本を理解し共通認識を形成

2.経営層向けDX研修: 経営者・役員・幹部などマネジメント層が「DXとは何か」「環境変化は何か」を集合形式学び、自社のDXビジョン(戦略の基本方針)骨子を策定

3.DX推進リーダー研修: 実テーマを使って価値創造型のDX企画、新規事業ビジネスプランを立案するワークショップ型研修

4.DX時代の問題解決研修: ITスキル系の生成AI研修だけでは身につかない、「ビジネス課題解決のための生成AI活用ノウハウ」を実践を通じて学ぶワークショップ型研修

おすすめの業種特化型DXサービス

ATOMS QUBE

引用元:https://www.qualica.co.jp/service/manufact/control/atomsqube/index.html

ATOMS QUBEは、トヨタグループのシステムインテグレーターであるクオリカ株式会社が提供する、製造業向け生産管理ソリューションです。受注から出荷までを一体的に管理し、小ロット多品種の離散型生産に対応できる点が特徴です。

特に、受注・出荷・生産管理を統合して把握できるため、リードタイム短縮や在庫最適化など、効率的な生産体制の構築に役立ちます。小ロット多品種生産を想定して設計されているため、柔軟な生産計画の立案や現場の進捗管理が容易になります。

ATOMS QUBEはコンポーネント方式で構成されているため、自社の業務要件に合わせた段階的な導入が可能です。販売管理や工程管理、原価管理などのモジュールを組み合わせることで、現場の実情に即したシステムを構築しやすくなっています。

Chat&Messenger(株式会社Chat&Messenger)

株式会社Chat&Messenger

引用:https://chat-messenger.com/

Chat&Messengerは、ビジネスチャット、Web会議、ファイル共有、スケジュール、文書管理、勤怠管理を統合した国産グループウェアです。

複数ツールを切り替える手間を省き、チームワークと生産性を向上させます。チャットはメンションやスレッドなど基本機能に加え、スクリーンキャプチャと画像編集で効率的なレビューを実現。
Web会議は画面ペイント共有、多言語翻訳、議事録作成、商談管理を統合し、円滑なコミュニケーションを可能にします。

オンプレミスとクラウド両対応で官公庁や大企業でも採用実績があり、スマホアプリ(iOS/Android)も利用可能です。基本機能は無料、有料プランはオンプレミス月額200円、クラウド月額300円から導入でき、効率的かつ生産的なワークフローを実現します。

株式会社Stock

株式会社Stock

株式会社Stockは、社内情報の整理・共有を支援する2つのツールを提供しています。

ナレカン」は、「社内のナレッジが無駄になっている」というお悩みを解消します。
100名〜数万名規模の企業向けナレッジ管理ツールで、属人化しやすい社内ナレッジを一元化し、高精度な検索機能で情報をすぐに見つけられます。

Stock」は、「チャットツールだと情報が流れてしまい、ファイル共有ツールだと情報が埋もれてしまう」というお悩みを解消します。
テキスト・画像・動画・ファイルなどを「ノート」で一元管理し、「タスク」や「メッセージ」を紐づけることで業務の抜け漏れを防止します。非IT企業の65歳の方でも迷わず使えるシンプルさが特長です。

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